調査診断:陽極発生電流測定

 防食対策を施している施設においては、流電方式(アルミニウム合金陽極)の場合、陽極の発生電流を測定することによって、装置の稼働状況とおおよその残存寿命を把握することが可能となります。発生電流測定は、防食対象と陽極心金間に電流測定装置(シャント抵抗)を挿入し、装置から立ち上げた計測用ケーブルを高抵抗電圧計に接続して計測します。本調査により、施設の計画的な維持管理が可能となります。