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2024年度新卒入社 S さん港湾事業担当

図面では描けない現場がある。
信頼と対話が見えない力になる

化学の学びと現場の仕事
その両方を生かせる場所

Q.入社の決め手はなんですか?

大学では化学を専攻し、電気化学分野の研究に打ち込みました。異なる物質を混ぜたり加熱したりして、まったく違うものが生まれる──その瞬間の面白さに惹かれてきました。

就職活動では、父が施工管理をしていたことや、学生時代に建築関係のアルバイトをしていた経験もあり、“現場で働く仕事”に自然と興味が向きました。

そんなときに出会ったのがナカボーテック。電気防食という分野を知るほどに、「ここなら自分の得意を生かしながら社会を支えられる」と感じました。調べれば調べるほど、自分にぴったりだと思える会社でした。

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段取り八分
信頼を築くのは日々の対話

Q.現在携わっている仕事について教えてください

港湾事業の施工管理を担当しています。着工前の材料手配や工程調整、書類作成など、地味に見える準備こそが現場の要。まさに“段取り八分、仕事二分”を実感する日々です。

現場では、協力会社の皆さんとのやり取りが欠かせません。年上の方が多い環境だからこそ、まずは「自分を知ってもらう」「相手を理解する」ことを大切にしています。仕事の話ばかりではなく、趣味や休日の話も交えながら距離を縮めていく──そんなやり取りの積み重ねが、良い現場をつくる土台になると思っています。

わからないことをそのままにしない。「わからない」と素直に言える空気を保つことも、自分の大事な仕事のひとつです。

鉄のお医者さん”として
未来の安全を支える

大きな現場で学んだ
話すことの大切さ

Q.印象的だった経験を教えてください

九州支店に配属されて間もない9月、浮桟橋防食工事を担当したときのことです。初めて任された大きな現場で、しかも天候にも左右される海上作業。不安のほうが大きかったのを覚えています。

現場では、図面通りに進められないことが判明。お客様や協力会社と何度も話し合いを重ね、ようやく道筋を見いだしました。無事に工事が完了したときの安心感は、今でも忘れられません。

“正確に進める”だけが現場の仕事ではない。人と話し、考えをすり合わせ、チームで動かす。あの経験が、今の自分の軸になっています。

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「また一緒に仕事しようね」
努力が“評価”になる瞬間

Q.やりがいを感じるのはどんな時ですか?

施工管理の仕事は、段取りと調整の連続です。けれど、実際に現場で手を動かしてくれるのは協力会社の方々。だからこそ、人と人との信頼がすべての基盤になります。

初めて一人で担当した港湾工事。ダイバーの方と協力しながら1か月半の工事をやり遂げ、「また一緒に仕事しようね」と声をかけてもらえた瞬間──その一言に、すべての苦労が報われた気がしました。

もう一つのやりがいは、工事が無事に完了した後に得られる“評価”です。公共工事では、仕上がりや安全管理など、工事に対して点数がつく仕組みになっています。報告書は、その工事が適切に行われたことを示す大切な裏づけ資料です。

自分たちが積み重ねてきた現場での対応が、最終的に“数字”として表れる。その瞬間に、努力が形になる実感があります。膨大な資料をまとめ終えたときの達成感は、学生時代に論文を書き上げたときとよく似ています。


現場で汗を流し、書類で裏づける。そのどちらもが、この仕事のやりがいであり、自分を成長させてくれる経験だと感じます。

聞ける。頼れる。挑戦できる

Q.社内(部署)はどのような雰囲気ですか?

社内はとても穏やかで、質問や相談がしやすい雰囲気です。言葉だけでは伝わらないときは、先輩が絵や写真を使って丁寧に説明してくれる。そんな環境だから、若手でも思い切って動けます。

仕事中は真剣そのもの。でも、休憩中や仕事終わりには笑いが絶えない。オンとオフの切り替えが自然にできる職場だと思います。

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ゴルフも音楽も
全力で楽しむ

Q.休日の過ごし方を教えてください

週末はゴルフの打ちっぱなしに行くのが習慣です。ナイスショットが出たときの爽快感は、現場の達成感にも似ています。友人たちとの間でもブームが来ていて、スコアアップを競い合っています(ベストラウンドは128!)。

ライブも好きで、アーティストの生の声を聴くと心が震えます。音楽で会場全体が一体になる瞬間がたまらないんです。

長期休暇には、福利厚生を使って旅行へ。この前は大学時代の友人と韓国旅行へ行き、カニ料理とタコの踊り食いを堪能しました。味も思い出も、どちらも最高でした!

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技術に裏づけられた信頼が
次の依頼を呼ぶ

Q.あなたが思う当社の強みとは何ですか?

防食技術の蓄積と信頼の厚さ。これがナカボーテックの最大の強みだと思います。

現場データを的確に分析し、最適な防食方法を導き出す力。その確かな技術が評価され、「今年もナカボーテックにお願いします」とお客様から声をかけていただける。これほど誇らしいことはありません。

こうした信頼を築いてこられたのは、長年現場で技術を磨き続けてきた先輩方のおかげです。その信頼を絶やすことなく守っていけるように──自分も防食に真摯に向き合い、一つひとつの現場に責任を持って取り組んでいきたいと思っています。

社会全体でインフラの維持管理が重要視されるなか、ナカボーテックの技術は今後さらに求められていくはずです。“目に見えないところで社会を支える”。その誇りを胸に、これからも成長を重ねていきたいです。

鉄の健康を守る
“鉄のお医者さん”

Q.ナカボーテックを一言で表すと?

「鉄のお医者さん」です。

ナカボーテックは、港湾・地中・陸上・RCの4つの事業を展開しています。それぞれの現場で扱う対象は異なりますが、どの事業にも共通しているのは、測定データや現場の状況から腐食の原因を突き止め、最適な対策を講じるという点です。

そうした仕事の進め方は、症状のヒアリングや検査結果から原因を見極め、薬の処方や手術を行うお医者さんにとてもよく似ています。

私たちは“鉄の健康”を守る存在として、社会の安全を支えているのだと思います。

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ゼネラリストとして
次の世代へ技術をつなぐ

Q.将来挑戦したいことや目標を教えてください

将来的には、幅広い知識を持つゼネラリストとして後輩を導ける存在になりたいです。

父が営業や施工管理など多様な仕事を経験していたことも影響し、自分も現場を深く理解した上で、説得力のある営業や提案ができるようになりたいと思っています。

防食の世界はニッチですが、学べば学ぶほど奥が深い。だからこそ、挑戦する価値がある。先輩方から学んだ技術と考え方を、次の世代にしっかりとつないでいきたいです。

ある1日のスケジュール

7:30 現場到着
8:00 朝礼(施工内容・安全注意事項の周知、体調チェック)
8:20 現場巡視(品質・出来形の確認)
12:00 昼食
13:00 昼礼(施工内容・安全注意事項の周知、体調チェック、進捗確認)
13:20 現場巡視
16:30 片付け(現場内の整理状況を確認)
17:00 終礼(体調チェック、進捗確認、翌日の施工内容共有)
17:20 帰社(上長への報告・相談)
17:30 退社
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