MENU

NAKABOHTECNAKABOHTEC
RECRUITING SITE

通年採用実施中 ENTRY

通年採用実施中ENTRY

image

CROSS TALKクロストーク

電気防食技術の社会的意義や将来展望など、
さまざまな視点から語り合います。

02
岸先生と技術陣

電気防食の意義と未来について

インフラの老朽化が急速に進み、
深刻な社会問題になっている日本で、
電気防食が果たす役割とは?
未来の社会にどのように貢献できるのか?
コンクリート工学を専門に研究されている
岸教授をお招きして、クロストークを実施しました。
コンクリート構造物のエキスパートと
電気防食のプロフェッショナル、
それぞれの視点から語り合います。

image
  • 東京大学 教授
     当社社外取締役
    先生
  • icon
  • 取締役 経営企画部長
    兼 技術本部長
    取締役
  • icon
  • 技術本部 開発統括部長
    兼 商品開発部長
    石井執行役員
  • image

    岸 利治
    東京大学 教授 
    当社社外取締役

    東京大学生産技術研究所 人間・社会系部門所属。専門分野はコンクリート機能・循環工学。コンクリートの物性と構造物の耐久性の研究に取り組む。コンクリート自身が含有する自己治癒成分がひび割れを補修する『自己治癒力コンクリート』についても精力的に研究をすすめている。高い専門性と豊富な知識に基づく技術領域における高い見識を有することから当社指名委員会より社外取締役候補者に選定され、2022年7月に就任。

  • image

    南 正信 取締役
    経営企画部長 兼 技術本部長

    1987年入社、主に技術分野に携わり、技術統括部長、事業開発部長を経て、2019年に取締役就任。技術全般を統括する一方、中期経営計画の立案・遂行による事業の推進を図りながら、社内のDX化に取り組み、業務効率の改善と社員のエンゲージメント向上等を鋭意すすめている。

  • image

    石井 辰弥 執行役員
    技術本部 開発統括部長 兼
    商品開発部長

    1995年入社、技術の最前線で防食技術のブラッシュアップと開発業務に従事。2020年よりコンクリート中鉄筋の防食専門部署であるRC推進部長、2023年より開発統括部長を兼務し、主にコンクリート電気防食の既存工法の改善改良と新工法開発に力を入れている。

01コンクリート構造物の
劣化の要因は?

高度成長期に整備したインフラの早期劣化が顕在化していますが、
劣化の主な要因は何だと思われますか?

image
岸教授

戦後、短期間で集中的にインフラ整備を進めなければならなかったことにより、造り急ぎによる配慮不足と共に、良質な骨材資源や熟練労働者の不足なども影響したと考えられます。
コンクリート構造物は、きちんと造られていれば長持ちします。かつては半永久的な構造物だと考えられていたこともありました。ただし現場施工では施工管理が難しく、造り方が悪いと耐久性の低いものになってしまいます。
また当時、西日本や沖縄ではコンクリート用の骨材に海砂を使わざるを得ませんでした。十分に水洗いされず、コンクリート中に塩分が混入したことで劣化を速めたというのは、山陽新幹線の床版や沖縄の集合住宅での早期劣化の事例などで知られているところです。
あとは、環境の厳しさとの綱引きですね。同じスペックの構造物でも、環境が穏やかな地域では耐久性が十分であっても、沿岸部や寒冷地など環境の厳しいところでは思いのほか早く劣化してしまうことも。 なかでももっとも厳しいのは、塩害環境だと思います。

image
南取締役

やむをえず海砂を使ったのは、コストや工期の問題でしょうか?

image
岸教授

おそらく調達の問題かと。東日本は川砂や丘砂が簡単に手に入ったのですが、沖縄は国内調達が難しく、山陽新幹線は瀬戸内海の海砂を使っていたと思います。

image
南取締役

海砂を使うとコンクリート構造物の品質が低下するという知見はなかった?それとも施工技術の問題でしょうか?

image
岸教授

当時も除塩が不十分な海砂を使うことはよくないと認識していたと思いますが、調達を急ぐあまり、チェックが甘かったのだと思います。
それが将来どれほど大きな影響を及ぼすのか、造っているときは考えが及ばなかったのでしょう。何より大量の構造物を急速に整備するという差し迫った要求があったわけです。
また沿岸部の場合、コンクリートに海砂を使っていなかったとしても、飛来塩分は極めて深刻な問題です。太平洋側よりも日本海側および沖縄にある構造物は、非常に大きな塩害劣化環境にさらされています。

image

アメリカの事例では、コンクリート構造物の寿命は
約50年という見解ですが、妥当な数字だと思われますか?

image
岸教授

旧大蔵省の見解では、原価償却の観点から大体60年とされていました。ただし基本的にはストックなので、造りかえるのは容易ではありません。土木構造物は半永久的に使い続けるのが大前提ですので、維持管理負担のできるだけ少ない、品質の良いものを最初にしっかりと造ることがとても重要。こうした教訓を今後に生かすべきです。

image
南取締役

建設当時はメンテナンスが要らないという前提で造られたということですか?

image
岸教授

そうですね。当時のコンクリート構造物はメンテナンスフリーを期待されていました。メンテナンスフリーが不可能かどうかの議論はさておき、特別なケアをしない限り、半永久的ではないということを思いのほか早く気づかされたという…。

image
南取締役

50年経ってわかってきたわけですね。

image
石井部長

塩害のない橋梁の寿命は大体50年ぐらいですよね。

image
岸教授

そうですね。ただし中性化で劣化するケースもあります。かぶり(厚さ)が十分に取られていれば問題ないのですが、施工不良で型枠に鉄筋が寄ってしまい、数ミリ先に鉄筋があるという状態も。
こうなると都市部の環境であってもかなり厳しいですね。 かぶり部分のコンクリートが剥落すると劣化が速まるだけでなく第三者被害も起こるので、それはそれで非常に大きな問題です。
中性化だけでは変状は起きなくて、 中性化によってコンクリートのpHが下がってしまうと鋼材腐食の必要条件が整い、そこに雨水のアタックがあると、その作用で腐食が進行します。中性化も塩害ほどではありませんが、決して軽視できないそれなりに多い劣化現象です。

劣化の要因としては、やはり鉄筋の腐食がもっとも大きいの
でしょうか?

image
岸教授

そうですね。鉄筋コンクリートは鉄筋とコンクリートの複合材料ですので、 鋼材の腐食が一番深刻な劣化現象だと思います。ただし凍害やアルカリ骨材反応はコンクリートがダイレクトにやられてしまうので、それはそれで厳しい変状です。
コンクリートで守られているはずの鋼材が腐食する劣化現象と、コンクリートが直接やられる劣化現象、いずれも鉄筋コンクリートにとっては厳しい変状と言えます。

image
南取締役

鉄筋は人間の体で言えば「骨」のようなもの。コンクリート構造物の強度を支える重要なパーツですからね。

image

02日本にもコンクリート
クライシスの
時代が来る?

日本はアメリカより40年遅く建設ラッシュがはじまりましたが、
日本にもアメリカと同じようにコンクリートクライシスの時代が
来るのでしょうか?

image
岸教授

日本では1980年代後半ぐらいから、NHKの報道特集「コンクリートクライシス」(1984年)の放送をきっかけに、マスコミでも大きく取り上げられるようになりました。 また、小林一輔先生著作の「コンクリートが危ない」(1999年)でも、山陽新幹線や集合住宅などの劣化事例を挙げ、「事態を放置すれば、コンクリート構造物が一斉に壊れはじめる時期が2005年から2010年までにやってくる可能性が高い」と指摘されました。
警鐘を鳴らし続けてきたので、国も手を打っていますが、ストックのボリュームがとにかく多いのと、地方自治体とくに市町村レベルは財政基盤が盤石ではないので、維持管理にまでお金が回らないですね。
最近、NHKで放送された「インフラクライシス」でも、コンクリートに限らずインフラ全体が、一度壊れたら直せず維持できない状態に陥ることを強く懸念しています。ストックすべてを維持できない時代になりつつあって、放棄せざるを得ないものも今後出てくるかもしれません。
どこにリソースを優先的に回すのかという配分の問題になってしまうので、数十年先に起こるであろう事態のインパクトをきちんと伝えていかないと、必要なタイミングで必要なリソースを適切に投入できない可能性もあります。

image
石井部長

2012年に山梨県で笹子トンネル天井板落下事故がありました。トンネルの天井が劣化(アンカーボルトの抜け落ち)で剥落しましたよね。のちに国交省が本腰を入れて、すべてのインフラ設備の定期点検を義務化。このことがスクラップ&ビルドではなく、今あるものを管理して守っていくストック活用への時代へと、潮流が大きく変わるきっかけだった気がします。

日本の技術でコンクリートクライシスは回避できますか?

image
岸教授

もちろんできると思います。そのための技術は揃っていると思いますが、どれだけ手をかけられるか、どれだけ予算を投入できるかにかかっているので、高度な意思決定が必要になると思います。コスト削減という課題を別にすれば、技術的には十分に可能であると思いますし、最後の砦として電気防食も有効な工法でしょう。
とにかくストックが膨大なので、すべてを造り直すことは現実的ではなく、維持管理を適切に行いながら使い続けることしか、回避する方法はないと思います。

image
南取締役

たしかに日本が抱えるインフラの量は他国に比べてもかなり多いですが、日本はそれをきちんと管理していますよね。とくに電気やガス・水道などのライフラインは世界トップレベル。たくさんの人の手をかけてメンテナンスしているから、私たちの生活レベルが保たれているのだと思います。

image

03インフラ設備の長寿命化に
有効な対策は?

インフラ設備の長寿命化に有効な方法は何だと思われますか?

image
岸教授

日本には膨大なストックがあるので、それらに対しては予防保全を、腐食が顕在化したら電気防食や脱塩といった劣化補修ですね。表面被覆はひび割れなどの軽微な変状に行うのですが、塩害など環境が厳しいと表面被覆では劣化は止まりません。
そこはコンサルティング力が鍵を握ります。できるだけ無駄なコストをかけないように最適なプランを提案し、相手にきちんと説明することが大事です。

劣化補修と予防保全のどちらが適切だと思われますか?

image
岸教授

どちらがというよりは、適切なタイミングで適切な措置をとることがとても大事で、それはコンサルティングも含めて重要なノウハウだと思います。
劣化リスクが低いものに予防保全を行っても、お金の無駄遣いでしかない。また劣化が顕在化してしまったものは、予防保全の段階ではないですよね。
あえて選ぶなら、適切なタイミングで予防保全をはじめることでしょうか。ただしそのタイミングを見極めるのはかなり難しく、高度な判断が必要です。劣化が進行してからアクションを起こしても、その後の維持管理にコストがかかりすぎてしまう。そうなる前に早めに予防保全を行うことですね。
これがきちんとコンサルティングできれば、素晴らしいことだと思います。予測と対策のシナリオをできるだけ多く用意しておく。ナカボーテックには経験してきた事例が豊富にあるので、そのような知見が営業的には大きな意味を持つのではないでしょうか。

予防保全に電気防食は適しているのでしょうか?

image
石井部長

電気防食は予防保全というよりも、塩害が生じてから使う技術なんですね。日本では塩分が基準量を超えていない場合は、電気防食を適用しないという考え方です。コストの問題だと思います。

image
岸教授

そうなんですね。しかし塩害環境が非常に厳しく、いずれ塩害による劣化が出ることがわかっていれば、早めに電気防食の技術を使ったほうが賢いと思いますが、その点はいかがでしょうか。

image
南取締役

定期的に点検をし現状を把握するべきだと思います。コンクリート中の塩化物イオン量を測って、拡散予測を行い基準量を超えそうになったら早々に電気防食を計画しましょうと。
コスト意識は大切なことです。巨大な橋が落ちてから新たに架け直すとなれば、それこそ膨大なコストがかかってしまう。 定期的に少しずつ修繕するほうがトータルコストを抑えることができます。コストの捉え方、ですね。
私たちは電気防食業者ですから、電気防食を使っていただきたいのは山々ですが、電気防食が劣化補修の万能薬だとは思っていません。岸先生のおっしゃる通り、どれがいいかというよりも、どのタイミングで、どう使い分けて、どんなプランで進めていくか、というストックマネジメントが大事ですね。

04電気防食が果たす役割は?

スクラップ&ビルドではなく、長く大切に使い続けるための
「ストックマネジメント」が重要とのことでしたが、
メニューのひとつとして電気防食は有効でしょうか?

image
岸教授

もちろん有効です。次々と開発される新しい材料や工法の信頼性については、十分な検証がされておらず、 どうしてもリスクが伴うわけです。それに対して電気防食は効果がきちんと期待できるので、信頼性が高い。不確実性が非常に低いということが説得力を持っています。

image
石井部長

そう言っていただけるとありがたいです。
電気防食と他の工法には決定的な違いがあって、エポキシ鉄筋や塗装などは、施工したときが一番いい状態ですが、その瞬間から劣化がはじまり、徐々に塗装が剥がれて性能が低下していきます。
一方で電気防食工法は、腐食させないための電気エネルギーを鉄筋の表面にかけ続けるので、長期間に渡って効果が期待できて、しかもそれを数値で可視化できる。そこが電気防食の優位点だと思います。

image
岸教授

いろいろな工法の劣化事例の収集は意味がありそうですね。それに対してどういう対策が取られているか。
当然、材料や工法を開発する側も、過去の反省を踏まえて新しい提案をしていると思いますが、新しい材料や工法の信頼性は数十年経ってみないとわからない。その点、電気防食の信頼性は高く、実績もそれなりにあるでしょうから、説得力を持っています。
他の工法で失敗した場合、造り替えになってしまいますから。それに比べて電気防食の信頼性はかなり高いと思います。

image
南取締役

腐食が起こらないという効果を実感できるのは10年20年先ですが、おっしゃっていただいたように、その効果は理論的にも証明されていますし実績も十分。もっとも信頼できる工法であると自負しています。
お客さまが当社を信頼して発注してくださるのは、創業以来70余年にわたって先輩たちが築き上げてきた実績と信頼関係のおかげだと、ひしひしと感じています。

image

05電気防食×ナカボーの
これから…

新材料の開発が進むなかで、電気防食の技術は
どのように進化していくのでしょうか?

image
石井部長

電気防食の原理は変わることはないので、当社としては防食設備の施工性や耐久性を高めたり、コストを抑えるための開発に取り組んでいます。
電気防食の維持管理を支援するシステム開発もそのひとつ。電気防食工法は常に電気をかけ続けないと効果が出ないので、正常に稼働していることを日々確認する必要がありますが、点検のための移動時間や人件費が大きくなってしまうことが課題でした。
電気防食をインターネット上で遠隔監視することで、日々の点検などにかかるコストを大幅に省力化。電気防食設備の異常をすぐに発見することができます。少しでもお客さまの負担を軽減できるように、使い勝手やサービスの高度化、コストダウンを図ることに尽力しています。

image
南取締役

技術革新が目覚ましい昨今では、新しい金属材料や構造系が次々と産みだされていて、腐食に関わる課題もますます複雑で多様化しています。こういった未知の材料や環境に対する防食技術の適用にも、積極的にチャレンジしていくつもりです。
また、ESGの観点から環境や社会に配慮しながら企業統治に取組む経営が望まれます。サスティナブルな社会への取組みとして、環境に配慮した材料や施工方法を開発することにも注力する必要があるでしょう。
ナカボーテックは電気防食という技術を使って、持続可能でより豊かな社会の実現に貢献していきたいと願っています。

今後、電気防食事業を拡大していくための戦略については?

image
南取締役

まずは電気防食の意義を知ってもらうことです。まだまだ認知度が低いので、私たちの仕事を広くアピールしていく、いわゆる広報啓発活動ですね。駅の案内図への掲載やホームページのリニューアルもその一環です。
インフラ設備の腐食を防ぐということは、「資産価値を守る」だけでなく、「災害から社会を守る」「人々の安心安全な暮らしを守る」「地球環境を守る」といった、多様な価値観が包摂された意義深い仕事だと思っています。
それらを社会に伝えることによって、社会全体でインフラを守っていくという意欲を喚起し、未来へとつなげていくー。私たちがその一翼を担っているということを全てのステークホルダーに分かってもらいたいですね。

image
石井部長

新規事業を育成することですね。いま中期経営計画で力をいれて取り組んでいる、洋上風力発電事業や橋梁RC事業などの新市場や新規事業を成長ドライバーとして事業規模の拡大を図っていきたいと考えています。
あとは先ほどもお話しした通り、IoT技術を導入してお客さまの利便性を向上させるなど、裾野を広げるための取り組みにも、今後もより一層注力していきます。

image

06未来の日本を支える
若手技術者にエールを!

将来、日本の技術を支える若手技術者の皆さんに、どういう思いで
勉強してほしいか、必要な心構えや想いをお聞かせください。

image
岸教授

自分の国は自分で守る、ということでしょうか。 国を守るという文脈から、インフラを守ることは非常に意義深いことだと思います。そこにやりがいを感じてもらえると嬉しいですね。
ミリタリーではないシビルの部分で、きちんと国を守る。重要な仕事なので使命感と目的意識をしっかり持ってもらいたいです。
パブリックなものに対して貢献する意識がないと、なかなかできないことだと思います。多くの人が提供してもらうことを当たり前だと思っているなかで、この業界に入ってくる人たちには、自分たちが支えていかなければならないという意識を持って臨んでほしい。
そして、それがいかに必要とされているかということ。目に見えないかもしれない、地味かもしれないけれど、必要であるということ。それに対して自負を持ってもらえればと思ってます。

どういう学生を採用したいですか?
新入社員に期待することがあれば教えてください。

image
石井部長

金属の腐食に興味がある人ですね。ひとくちに腐食といっても様々な形態があり、おかれた環境によっても挙動が異なります。腐食の現象は理論的なメカニズムに従って起こるものですが、我々が扱う実際の現場では、自然環境における様々な環境因子が複雑に影響しあった結果として、腐食が出現するものです。
腐食した原因や速度、支配的だった腐食因子などは、腐食が起こった後では過去に遡って理論的に説明することはできません。そのため、腐食要因の究明は現象と理論から総合的に推測して判断するしかないのですが、それが腐食の難しさでもあり、面白さでもあります。
腐食防食はユニークな技術分野です。そこに興味をもって、一緒に様々な腐食問題にチャレンジしてくれる人を求めています。

image
南取締役

チャレンジングな環境で働きたい、いろいろな技術を吸収したい、そんな前向きな人にぜひ来てほしいです。
電気防食は極めて特殊な技術です。金属が錆びるという原理は電気化学、施工現場は土木、装置は電気・機械、などと多方面の分野の知識とスキルが求められます。ある特定の分野を身につけるだけでは、十分ではありません。入社してから勉強してもらうことが沢山ありますね。
あとは、社会インフラを守っていくことに意義を感じられる人。
電気防食は社会的に大きな意義を持っていますが、効果がすぐに目に見えないので、自分の中でやりがいを見つけられるかどうか-。当社に身を置いて、縁の下の力持ちとして社会貢献している醍醐味を感じてもらいたいです。

image
岸教授

最近の若い人は環境への意識が非常に高いので、今あるインフラを使い続ける使命や意義に共感する学生も多いのでは?消費文化に対する感覚と一緒ですよね。今あるものを大切に使い続けることはSDGsにもつながりますし、非常に意義深いことです。
効果はすぐに目に見えないかもしれませんが、長い目で見たときに、環境を意識して日々の食生活や消費行動をとっている人たちには、 ナカボーテックが取り組んでいる活動に大いに共感を覚えるのではないでしょうか。

image
南取締役

ありがとうございます。実際、「社会貢献できる仕事がしたい」という動機で応募してくれる学生は多いです。最初は漠然とした気持ちでも構いません。そういう人は当社に入ってから経験を積んでいくなかで、自分のやりがいを見つけてくれればいい。当社にはそのための活躍できる幅広いフィールドが用意されています。

image
TOPへ戻る