亜鉛防食材 ZAPシリーズ

ZAPシリーズは導電性の亜鉛防食材であり、鋼材表面を覆って水や酸素を遮断する被覆防食効果の他に、亜鉛箔が対象を錆びから守る犠牲防食作用を持ち合わせた製品です。用途に応じて使いやすいよう、テープ状、ペースト状、シール状、シート状の4タイプの製品を用意しています。

貼る防食材(Ⅰ)(ZAPテープ)

ZAPテープは高純度亜鉛箔、導電性粘着剤、剥離紙から構成され、ロール状に巻いたテープ状の防食材です。亜鉛箔による被覆防食効果と導電性粘着剤による犠牲防食効果が得られ、一般環境での期待耐用年数は「20年以上」となっています。金属箔ながら柔軟で、対象構造物によく馴染み、簡単に貼り付けることができます。

塗る防食材(ZAPペースト)

ZAPペーストは耐候性のあるブチルゴム系接着剤に亜鉛粉末を混合させ導電性を持たせたペースト状の防食材です。2回塗りで300μm以上の膜厚を形成でき、被覆防食効果に優れます。乾燥膜厚中の亜鉛含有比率が高く、亜鉛粉末が長期にわたって犠牲防食効果を発揮します。

貼る防食材(Ⅱ)(ZAPシール)

ZAPシールは高純度亜鉛箔、導電性粘着剤、剥離紙から構成され、施工しやすいように予め最適な形状にシール抜き加工した防食材です。主にネジやボルトの当たり部に発生するすき間部の腐食に対応しています。塗装では再現できない厚み精度が確保でき、貼り付け直後から高い防食効果を発揮します。

敷く防食材(ZAPシート)

ZAPシートは高純度亜鉛を圧延したシート状の亜鉛板です。屋外構造物の底面に敷くだけで信頼性の高い防食効果が得られ、長期にわたって効果を発揮します。柔らかい亜鉛板と構造物板が密着し、酸素や水の影響を削減するため、錆を効果的に防御します。ステンレス板のすき間腐食対策として有効です。

施工事例

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